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Go-to-Market 成功のため、顧客管理システム(CRM)を不正トラフィックや不良データから保護する理由

CRM の適切な利用は、組織の成長に欠かせません。

業務成果や効率、コンバージョン率を向上させるため、あらゆる規模の企業が、パイプラインの適切な管理及び、効率的な営業ワークフローやインサイトの実現を目指しています。

これら全ての目的のために、効果的な顧客管理は不可欠です。適切な CRM ツールがないと、重要なリードが検出されなかったり誤って管理されたりし、営業プロセスが上手くいかなかったり遅延したり逆効果になったりしてしまいます。ビジネス成功のため、CRM はテクノロジースタックの中で最も重要なツールのひとつであると言えるでしょう。

しかし、CRM に流入したリードの大部分が実際にはボットや偽ユーザーであった場合はどうでしょうか。多くの企業にとって、これは架空のシナリオではなく、懸念すべき現実です。調査によると、全てのWebトラフィックの約40%がボットや、疑わしいユーザー、悪意あるユーザー等の不正トラフィックに占められています。 不正トラフィックが収益につながる顧客になることはありえないため、CRM への不正リードの流入を防ぐことは非常に重要です。

不正トラフィックの CRM への流入は、営業業務全体を汚染してしまいます。不正トラフィックは、実際には人物ではないリードに対して商品を販売させようとさせ、営業部門の貴重な時間、リソース、予算を浪費します。また、不正ユーザーがドリップマーケティングやリマーケティングを乗っ取ってしまうため、成功の指標に誤差が生まれます。さらに、多くの CRM は連絡先の数に応じて料金が変化するため、不正トラフィックの CRM への流入は請求額を膨らませ、予算を浪費してしまう可能性もあります。パイプラインを保護し、業務効率を向上させるためには、下記事項に留意しておく必要があります。

 

パイプラインを保護するためにできること

  1. データ衛生の文化の構築:
    何よりもまず、CRM へはデータを適当に入力してはならず、全ての営業担当者が同じ形式でデータを入力する必要があるという共通認識を持つ必要があります。また、全てのリードやオポチュニティが定期的に更新され、CRM 上の情報が顧客の実際の状況を反映していることを確認することも重要です。営業部門全体がデータをクリーンに保つためにできる限りのことを行い、CRM を適切に運用できるようになると、ビジネスの成功へ一歩近づきます。
  2. 疑わしいトラフィックの流入元の確認:
    トラフィックの質が低下している兆候がないかどうかを、全てのキャンペーンや、Webサイトのランディングページ、外部プログラムにおいて、注意深く調べる必要があります。ユーザーがボットであったり、悪意を持っていたりする場合、特定の兆候が見られます。例えば、ユーザーが Web サイトをランダムにクリックしていて、一般的なユーザーの閲覧パターンから外れているように見える場合は、ボットである可能性があります。また、ユーザーが自分の個人情報や位置情報、流入元を隠そうとしている場合、疑わしい流入元から来ている可能性が高いため、当該ユーザーを慎重にモニタリングする必要があります。更に、特定のキャンペーンから大量の通常と異なるトラフィックが流入している場合は、そのキャンペーンの有効性を早急に見直した方がいいでしょう。
  3. Go-to-Market セキュリティの導入:
    データの汚染がなくなり、業務フローが改善され、リードの流入元や行動が適切に評価されるようになったら、マーケティング向けセキュリティツールがビジネスにもたらす優位性についても、検討してみる時期かもしれません。 Go-to-Market セキュリティは、ビジネス戦略やサイバーセキュリティに焦点を当てた技術であり、ビジネスに影響を与える不正トラフィックの流入元を特定してブロックするために役立ちます。

CRM は、Go-to-Market 活動の成功を左右します。CRM は、営業成績の判断や、将来予測、予算作成の際に有効なツールですが、不正トラフィックによるマーケティングや営業活動への妨害は、CRM の適切な利用を困難にしています。ビジネスの成功を確実にするためには、CRMをクリーンに保つことが不可欠です。不正トラフィックに影響されない CRM ツールの運用を実現するため、CHEQ ジャパンの無料診断をご利用ください

元の記事:Why go-to-market leaders need to secure their CRM from invalid traffic and bad data // Solitics

【Tech CHEQ】シリーズでは、CHEQ のサイバーセキュリティチームが当該分野における最新の情報と知見をお届けいたします。—

ここ数年、DevOps について多くのことが語られてきました。ビジネスにおいて、より迅速で確信的な製品やソリューションが求められる中、ソフトウェア開発者と運用者が連携して協力する DevOps カルチャーを採用する企業が増えています。

当記事では、CHEQ の DevOps プロセスについて、DevOps における各段階や、クリエイティブに仕事をするためのヒント、また革新的なソフトウェア開発を実現するための確認事項等を通して説明いたします。

DevOps 3段階の特徴

ソフトウェア開発の効率向上のためには、ソフトウェア開発における3つの段階である(1)開発、(2)ステージング、(3)本番の各段階の特徴について理解することが重要です。DevOps の段階分けについては複数の分け方がありますが、CHEQ では3段階分けを採用しています。

(1)開発

まず第一段階では、開発者がコ​​ードを作成します。これにより、ソフトウェアのビジョンが形になり始めます。開発段階において、ソフトウェアのテストや実験をスムーズに行えるアーキテクチャを実現することは、革新的なソフトウェアを作成するために不可欠です。

(2)ステージング

第二段階では、コードの統合が行われ、開発者が作成したさまざまな「部品」やコードが一緒にデプロイされます。これをステージングと呼び、「エンドツーエンド」テストを実行して本番環境を複製することで、精度の高いステージングが可能になります。

(3)本番

最後に、第三段階である本番に進みます。ここでの DevOps の課題は、開発者が使用している本番環境が製品がデプロイされるのと同じ環境であり、ユーザーが実際にサービスを利用できるようになっていることです。ユーザーがサービスを実際に利用できるまで、ソフトウェアの価値は生まれません。

自動化の重要性

開発者が実際のユーザー環境をテストおよびシミュレートできるようにするには、DevOps チームがプロセス全体を自動化する必要があります。これにより、スムーズなテストや、サービスの展開、技術革新が可能になります。

例えば、開発者が新機能を試す際、本番と同じ環境が利用できるように全てのコンピューターやノードを手動で準備する必要があると想像してみてください。全く実用的ではありません。

DevOps を導入して、インテグレーションやデプロイをスムーズに行なうことで、より革新的でスピーディーなソフトウェア開発が可能になります。

クリエイティブな仕事はロールバック(後進復帰)から

しかし、この記事を読まれている方は、このような疑問を持っているかもしれません。

「DevOps の利点はわかりましたが、もし問題が発生したら、どうなりますか? 全てがスムーズに機能するとは限りません。」

とてもいい質問です。問題のあるコードがステージングや本番環境に入り込んでしまうことに備えて、DevOpsでは、常にロールバックできるように作業する必要があります。コードをロールバックするためのちょっとした手続きを迅速かつ容易に行えるようにしておくことで、新機能を実験したり、新しいコードを利用したりする際に一定レベルのセキュリティを担保することができます。

DevOps の効率的な運用のためのモニタリング

コードのロールバックが容易にできるようになったら、モニタリングの重要性についても留意する必要があります。モニタリング及び定量化を行うツールをインストールすることで、問題が発生した際に、初期段階で気付くことができます。

これにより、開発者に注意を促し、問題が大きくならないうちに対応することが可能になります。例えば、モニタリングにより、特定のインフラが限界に達しており、より多くのリソースが必要であったり、リソースが十分に活用されておらず、無駄になっていたりすることが確認できます。

ステージング環境のインフラを正しく実装し、テストやモニタリングを行なうことで、トラブルを最小限に抑えていることがわかります。初期段階でバグを減らし、問題が雪だるま式に大きくなることを防ぐことで、ソフトウェア開発が効率化されます。

バランス:キーワード

CHEQ では、全チームメンバーがユーザーと同じ製品環境を使用できるように注力しています。また、クリエイティブで革新的なソフトウェア開発のため、チームの構造や作業の流れを最適化しています。

開発者がユーザーエクスペリエンスに悪影響を与えずに、新しい機能をテストできるような環境を整備することは、こうしたゴールを実現するために欠かせません。

その際に重要なことはバランスです。ソフトウェア開発者のコード作成や、ビジネスの俊敏性、費用のバランスが取れた開発環境を整備することは、ビジネスにおいて非常に大きな意味を持ちます。

元の記事:Tech CHEQ: DevOps Cybersecurity Processes & Innovation

不正トラフィックは、あらゆる規模の企業にとって厄介な存在です。ボットや偽のユーザーがインターネット上でよく見られるようになる中で、日常業務に悪影響を及ぼす不正トラフィックは、情報セキュリティ責任者だけの問題ではないとういう認識が広がっています。

その結果、Go-to-Market 戦略ににおいては、ボットや偽のユーザーからデジタルマーケティング、営業活動、データ分析等のあらゆる業務を保護するため、サイバーセキュリティ技術の導入が進んでいます。こうした流行は、不正トラフィックによる業務プロセスの汚染や業務効率の低下から、企業の Go-to-Market 活動を保護したいという動機に基づいています。この記事では、不正トラフィックが市場参入活動に与える10種類の悪影響について説明します。

1. オーディエンスセグメント

インテントオーディエンス以外では、オーディエンスセグメントは、マーケターが理想的な顧客にアプローチする際に最も有効な方法の1つです。ところが、オーディエンスセグメントは不正トラフィックによる汚染が起こりやすく、マーケターは知らないうちにオーディエンスセグメントをボットに向けて最適化し続けたり、コンバージョンの可能性がない不正ユーザーに向けたリターゲティングをしてしまったりする可能性があります。

2. Go-to-Market 向けのマーケティングファネル

不正トラフィックが、マーケティングファネルに入り込むと、コンバージョン施策が妨害されてしまいます。不正トラフィックを適切に除外せずに、ファネルの最適化や A/B テストの実施、文言の調整等を進めてしまうと、Go-to-Market における貴重な時間や予算が無駄遣いされてしまう可能性があります。

3. Web サイト

Web サイトは、多くの場合、見込み客や訪問者がリード顧客になり、最終的には収益につながる顧客になるための主要な場所です。不正トラフィックによる Web サイト上の機能の乱用は、ボットとチャットでやり取りをしなければならない担当者の時間の無駄遣い、Web サイトのパフォーマンスの低下、Web サーバーのディスク空き容量の枯渇による SEO への悪影響等の様々な問題を引き起こしてしまう可能性があります。

4. ビジネス インテリジェンス(BI)システム

BI システムは、企業の現状把握に役立つ信頼性の高い情報源であるべきです。重要なビジネス上の意思決定は全てデータに基づいて行われるため、BI が正確で信頼できることは非常に重要です。しかし、不正トラフィックがトラフィックやコンバージョンに関する数値を歪めてしまうと、将来予測や意思決定の精度を低下させてしまう可能性があります。

5. 顧客関係管理(CRM)データベース

サードパーティのプラットフォームやプロスペクティングツール、インバウンド戦略等、市場参入の際にリード顧客を獲得するための手段に関わらず、全てのリード顧客が理想的な顧客プロファイルに適合し、収益につながる顧客へとなる仕組みがあることはビジネスに不可欠です。しかし、不正トラフィックが CRM に流入すると、この重要な目標の達成が困難になってしまうかもしれません。実際にはボットや偽のユーザーである見せかけのリードに連絡するために、 営業担当者やインサイドセールスが貴重な時間やエネルギーを無駄遣いしてしまう可能性があるからです。

6.マーケティング オートメーション(MA)

不正トラフィックがマーケティングオートメーションプラットフォーム内に存在すると、業務フローや E メールキャンペーン等の重要な戦略が汚染され、E メールの開封率等の指標が歪まされてしまいます。これらのプラットフォームの多くは連絡先ごとに価格設定されているため、企業は実際のユーザーではない見せかけのリードに数十万円を費やしてしまう可能性があります。

7. Go-to-Market 向けの Web キャンペーン

Go-to-Market で顧客を獲得するためには、予算を最大限に活用し、高品質のリード顧客を大量に獲得できるように、キャンペーンを最適化することが重要です。しかし、ボットや偽のユーザーによる度重なる広告の操作は、これらのキャンペーンを不正ユーザーに向けて最適化してしまいかねません。不正トラフィックによる予算の無駄遣いは、理想的な顧客へキャンペーンを届けることを困難にしてしまいます。

8. E コマースサイト

E コマースサイトは、多くのユーザーにサービスや商品の購買機会を提供するのに最適です。不正トラフィックが収益につながる顧客になることはありませんが、ボットや偽のユーザーは問い合わせフォームを送信したり、サービスや旅行の予約をしたりします。これらの操作はサイトに関する情報を歪め、顧客の興味を正しく理解する妨げとなります。

9.セキュリティやコンプライアンス

不正トラフィックが Go-to-Market に関わる部署のデータにアクセスしてしまうと、ビジネスは様々な潜在的な脅威にさらされます。企業情報や顧客データの漏洩は、あらゆるビジネスにとって非常に危険であり、顧客との信頼関係を壊してしまいかねません。

10. 顧客の支払い

不正トラフィックは、Web サイトにおいて数多くのクレジットカード詐欺を行おうとするかもしれません。これは、収益源として Web サイトに依存している企業に壊滅的な打撃を与えかねませんし、将来予測を歪め、数年先までの業務フローに対して深刻な打撃を与える可能性があります。

不正トラフィックは、Go-to-Market において、デジタルマーケティング、営業活動、データ分析等のあらゆる業務に影響をもたらす可能性があります。ボットや偽のユーザーによる影響から Go-to-Market 戦略を保護し、ビジネスの運営に集中できるようにするため、CHEQ Paradome の導入をご検討ください。無料診断のお申し込みはこちら。

原文:10 Ways IVT Impacts Go-to-Market Initiatives

COVID-19の影響でサイバー犯罪が軒並み増加している中、デジタル広告にも危険が迫っています。FBIによると、パンデミックが始まって以来、サイバー犯罪が1日あたり75%も増加しているそうです。2020年のデジタル広告費は全世界において33兆3000億円にも上り、これらを狙った攻撃のリスクが増大しています。

レポート全文(英語版、PDFファイル):Ad Fraud 2020

モバイル広告におけるアドフラウド

2020年、Google Playストアはアドフラウドの問題に数多く悩まされました。

2月、カメラユーティリティや子供向けゲームを中心としたアプリに、「Haken」と呼ばれるマルウェアが混入し、データを盗み出したり、高額なサービスを自動契約させたりする事件が発生し、Google Playストアは100個のアプリを追放したことを発表しています。

GoogleのAd Traffic Quality担当シニアプロダクトマネージャーのパー・ビョーク氏は、問題の重要性を認識し「モバイル広告詐欺は業界全体の課題であり、ユーザー、広告主、パブリッシャーに損害を与える可能性がある」とコメントしました。

また、3月には、Google Playストアで、自動クリッカー マルウェア「Tekya」に感染した50個のAndroidアプリが削除され、4月には、総ダウンロード数が350万回にも及んだ29個のアプリが削除されました。更に6月には、瞬時に消える広告を生成する人気のバーコードアプリが、100万回のダウンロードを経て削除されました。これらのアプリのダウンロード数増大に貢献したのがボットによる5つ星のレビュー投稿にあることも問題の根深さを表しています。

パブリッシャーにおけるアドフラウド

パブリッシャーもアドフラウドによる深刻な経済的課題に直面しています。インターナショナル・ビジネス・タイムズのインド版は、意図的に記事の再生回数を増やすために自動化手法を用いて3回摘発され、その原因は月毎の目標達成による経済的インセンティブの取得を目論んだ自社従業員にあるとされています。

CNBCのレポーターであるメーガン・グラハム氏は、不正なニュースサイトを立ち上げ、オンライン広告で収益を上げることは簡単であると言います。偽ニュースサイトには、Kohl’s、Wayfair、Overstock、Chewyなどのトップブランドの広告が集まっていました。このようなフェイクニュースサイトは、ボットでトラフィックを膨らませ、オンライン広告を誘致することで、月に1,000万円を稼ぐことが可能であると言われています。このようなサイトに広告を出してしまっている数十社のブランドのひとつである英国のブランド、ヴァージンメディア社は、「このようなアドフラウドの事案をしっかりと取り締まるためには業界全体で取り組みを行っていく必要がある」と述べています。

しかし、人為的な対策には限界もあり、いわゆる「ダークプーリング」(adds.txtの識別情報を共有すること)により、媒体在庫の表示が偽装され、広告費が不適切なサイトに投資されるといったことが後をたちません。

英国の競争監視機関である競争市場局は、2020年7月、ネット広告の市場問題について次のように見解を示しています。「デジタル広告市場の問題により、パブリッシャーの広告収入が減少すれば、ニュースやその他のオンラインコンテンツに投資できる時間やお金も低下します。こういった状況はコンテンツや読み手等、社会全体に不利益をもたらすでしょう。」

OTT(オーバー ザ トップ)におけるアドフラウド

ストリーミングやOTTの広告詐欺によるマーケティングの被害額は、2020年には4000億円に達すると予想されています。RokuのようなコネクテッドデバイスやHuluのようなストリーミングプラットフォームであるOTTメディアサービスへの広告投資は2020年に2兆3800億円を超える見込みです。広告主が世界的に急成長しているストリーミングプラットフォームへの投資を増やすのは自然なことですが、少なくともその4分の1がアドフラウドの被害に遭っていると予測されています。

この新しい成長領域のメディアでも、SSAIサーバーの通信機構に脆弱性を突いたIceBucketボットネットや安価なバナー広告を高価な動画広告に「差し替える」広告スプーフィングのテクニックなどが発見されています。人気動画コンテンツの横に広告枠を購入しているはずの広告主のクリエイティブが実際にはスクリーンセーバーやペット用のエンターテイメントアプリの横などに表示されており、期待していた視聴者には表示されていなかったといった事実が世界中で発見されています。

ディスプレイ広告におけるアドフラウド

ディスプレイ広告の不正トラフィックは、2020年、全体の約30%に及ぶと言われています。テイク・サム・リスク社の創業者兼戦略責任者であるデュエイン・ブラウン氏は次のように述べています。「ディスプレイ広告はトラフィックの質が悪いと認識しているため、もはやあまり利用していません。表示させたくないサイトに広告や動画が表示されることを許容しつつ、できる限りの予防策を講じています。」

リスティング広告やSNS広告におけるアドフラウド

業界の推計によると、リスティング広告への支出は、今後数年間成長し続け、2020年には5%、2021年には13%の増加が見込まれています。CHEQの調査(PDFファイル)によると、クリック報酬型広告費の14%は不正トラフィックに無駄遣いされており、これは、Google、Facebook、Bing、Yahoo、Baidu、Snap、Twitter、LinkedIn、Amazon等におけるリスティング広告やSNS広告を含みます。クリック詐欺は、標準的なWebクローラーから、悪意のあるボット、クリックファーム、さらには競合他社のクリック、偽アカウント、データセンター等の様々な要因によって引き起こされます。

Facebookオーディエンスネットワークにおけるクリックインジェクションも記憶に新しいかもしれません。リスティング広告とSNS広告で最も損失が大きい分野は、eコマースサイト(2020年にクリック詐欺で3800億円の損失が見込まれる)、次いで旅行サイト(同2600億円)、教育関連サイト(同830億円)となっています。

アドフラウドの巧妙化

アドフラウドの進化により、フラウド実行者の参入障壁が低下する反面、検知は年々難しくなっています。例えば、既存のデータセンター経由でアクセスしてくるボットに代わって、近年リモート・デスクトップ・プロトコル(RDP)を実行し、検知が困難な住宅用Windowsシステムを利用した手口が発見されました。このケースではオートメーションツール(Selenium、Puppeteer)を使用する通常のフラウドスキームとは異なり、攻撃には正規の環境(アップデートされたChrome、Windows、住宅用IP)が使用されています。

ニューヨークを拠点とし、「Methbot」事件をはじめとする東欧のハッカーや広告詐欺の容疑者の弁護を担当してきた刑事弁護士のアルカディ・ブク氏は、不正行為の巧妙化が顕著になっていると言います。「ボットネットによる不正トラフィックがまん延しています。以前は、ロシアの若者たちが手動でクリックし、見かけ上のトラフィックを生成することで、アフィリエイト収益を騙し取ろうとしていましたが、現在では巧妙化したボットによって行われています。」

CHEQ Paradomeは、クリック詐欺等の不正トラフィックによるデジタルマーケティングへの悪影響を軽減します。貴社サイトにおける不正トラフィックの影響を把握するための無料診断を今すぐご依頼ください。

原文:Biggest ad fraud cases in 2020

1米ドル=100円にて換算

一流のマーケティング組織がカスタマー アクイジション セキュリティを導入している理由

サイバーセキュリティは、これまで高度に技術的で特殊な用途にのみ利用される近寄りがたい業界と見なされてきました。ITチーム はサイバーセキュリティ技術により、重大な情報漏えい、ハッキング、またはデータ侵害への対策を行ってきましたが、組織内の他の部署は、通常サイバーセキュリティへ関わらないようにする傾向がありました。

しかしこのような傾向は、ビジネスにおける様々な目標の達成を阻みます。サイバーセキュリティが全ての部署で適切に扱われていない場合、時間やリソースの誤用に繋がり、最悪の場合、売上フローの混乱や機会損失が起こり、不正ユーザーに不要な莫大の予算を投資してしまうことになります。

このような状況を防ぐため、一流のマーケターはカスタマー アクイジション ファネルを保護するためのサイバーセキュリティ対策を導入しています。ボットや偽のユーザーによる広告やその他のWebキャンペーンのクリックや閲覧は、売り上げにつながる可能性のある正当なユーザーに向けたい広告予算を無駄遣いしています。インターネットの約40%を占めている不正ユーザーは、貴社のサイトにも侵入する可能性があり、サイバーセキュリティ対策を行っていないサイトのデータ分析を歪めてしまいます。これらの不正ユーザーは実際のユーザーを装ってはいるものの、実際には悪意を持っていたり、ロボットであったり、またプロキシなどの仲介ツールによって身元を隠していたりします。

不正トラフィックによるマーケティングへの悪影響は、収益に繋がる新規顧客の獲得を非常に困難にしています。デジタルマーケティング分野にサイバーセキュリティを導入することで、どのような効果が見込めるのか、データ&アナリティクス、マーケティング、事業開発の3チームを例に上げて説明いたします。

サイバーセキュリティを導入する利点

データ&アナリティクス チームの場合

データ&アナリティクス チームは、正確で実用的なデータの提供により、経営陣が正確な意思決定を行えるようにすることを目指しています。しかし多くのビジネスインテリジェンス(以下BI)ツールは、不正トラフィックを見落としたり、実際のサイト訪問者として誤って識別したりする傾向があります。このような状況は、重要な経営判断が不正トラフィックに影響された不正確なデータに基づいて行われてしまう事態を招きます。

ダイレクトトラフィックの約37%は不正であったり、偽のユーザーやボットで構成されていたりするため、不正ユーザーが除外されていないと、オーディエンスの大半が利益に繋がらないユーザーに占有されてしまいます。Webサイトが期待通りの成果を上げないため、経営陣によるビジネス戦略の変更も検討されるかもしれません。しかし、不正ユーザーを排除してしまえば、ビジネス戦略の調整は不要であり、経営陣の貴重な時間やリソースの無駄遣いを避けられる可能性があります。

マーケティング チームの場合

マーケティング チームによる見込み客やオーディエンスに向けたキャンペーンは、キャンペーンを操作するユーザーを対象に最適化されます。この最適化過程において、不正トラフィックは少なくとも2点の大きな問題を引き起こします。

まず第一に、オーディエンスがボットや偽のユーザーで汚染されていると、正当な見込み客ではないユーザーがターゲットとされてしまい、キャンペーンの精度が低下します。第二に、これらの不正ユーザーがWbサイトを操作すると、プラットフォームが不正ユーザーに対してキャンペーンを最適化し、予算が適切に利用されなくなってしまいます。

これらのリスクを軽減するため、各キャンペーンの開始時にサイバーセキュリティを適用しましょう。問題の発生を高確率で事前に防ぐことができ、仮に問題が起きてしまっても、不正トラフィックへ適切に対応するための調整ができます。

事業開発チームの場合

事業開発チームは、Webサイトの問い合わせフォーム経由等で、サービスに関心を示した見込み客との交流を日々行っています。ただし、フォームからの問い合わせや、デモのリクエストは、不正ユーザーがマーケティングファネルに入り込むために使われてしまう可能性もあります。

CMOや事業開発責任者によるチームの効率向上のための尽力にも関わらず、ボットや偽のユーザーへの対応に追われていると、チームの生産性や成果は低下してしまいます。サイバーセキュリティにより、チームが不正ユーザーへの対応ではなく、収益に結びつく実際のユーザーにのみ時間を投資することができるようになると、コンバージョンや営業フローの質の向上、更には収益の増加が見込めます。

上記の3チームは全てカスタマー アクイジションに関わる業務に関与しているため、デジタルマーケティング上の不正トラフィックによる悪影響を軽減するための戦略は、 カスタマー アクイジション セキュリティと呼ばれています。

サイバーセキュリティ対策は、ITチームだけでなく、様々な部署に導入することができます。カスタマー アクイジション セキュリティは、サイバーセキュリティ対策の可能性を拡大し、より多くの部署をサポートし、調和のとれた組織を作り出します。 カスタマー アクイジション セキュリティは、企業の各部署がサイバーセキュリティ対策への苦手意識を克服し、利用しやすくするために役立ちます。サイバーセキュリティ技術が持つ力を理解し、有効に利用できるようになることで、ビジネスにおける様々な取り組みをより一層最適化することができます。

カスタマー アクイジション セキュリティについての詳細や、サイバーセキュリティ技術の新規顧客獲得や市場開拓戦略への導入について、カスタマー アクイジション セキュリティの第一人者であり、サイバーセキュリティを通じて、何千社ものお客様の事業の成功をお手伝いしてきたCHEQにご相談ください。無料診断のご依頼はこちら。

原文: Cybersecurity for CMOs: Why smart organizations implement CAS

「フォートレス サイバーセキュリティアワード」も受賞

CHEQ は2021年、業界において重要とされる2つのアワードに輝きました。1つ目は、世界経済フォーラムによる「2021年テクノロジーパイオニア」への選出、更にビジネスインテリジェンスグループによる「フォートレス サイバーセキュリティアワード」も受賞しました。

世界経済フォーラム「2021年テクノロジーパイオニア」への選出

ビジネス、政治、経済のリーダーにより構成される国際機関である、世界経済フォーラムは「2021年テクノロジーパイオニア」である100社を発表しました。このリストには小売業からサイバーセキュリティまで、テクノロジーを活用して業界を率いる企業が選出されています。Go-to-Market 戦略セキュリティの第一人者である CHEQ は、マーケティングにおけるフラウドの防止や高度なボット対策を通じたサイバーセキュリティ業界への貢献が評価されました。

世界経済フォーラムにおいては、Airbnb、Google、Twitter、Spotify、Kickstarter 等の企業が、今までにテクノロジーパイオニアとして選出されています。選出された企業は今後2年間、他のテクノロジーパイオニアと共にフォーラムにおいて、意見交換・技術革新を行っていきます。

「CHEQ を2021年のテクノロジーパイオニアプログラムに迎えることができて、嬉しく思います」と、世界経済フォーラムのグローバルイノベーターコミュニティの責任者であるスーザン・ネスビット氏は語ります。「CHEQ を始めとしたテクノロジーパイオニア企業は、差し迫った社会課題を解決する可能性がある技術を開発しています。世界情勢の改善に取り組むことを目的とした世界経済フォーラムの目標へ、これらの企業がどのように貢献することができるのかを楽しみにしています。」

「世界経済フォーラムからパイオニアとして認められたことを光栄に思います」と、CHEQ の CEO であるガイ・ティトゥノビッチは述べています。 「弊社は、エンタープライズグレードのサイバーセキュリティを新規市場に参入する企業に提供し、それらの企業のオンラインビジネス拡大のため、より透明性の高いエコシステムを構築しています。今回の受賞は、こうした取り組みの重要性が評価されたことによるものと認識しております。」

CHEQが「2021年フォートレス サイバーセキュリティアワード」を受賞

更に、CHEQ は「2021年フォートレス サイバーセキュリティアワード」を受賞した78社のうちの1社でした。

「2021年フォートレス サイバーセキュリティアワード」は、ハッカーによる脅威が高まる中で、データやデジタルアセットの保護に取り組んでいる世界の主要企業と製品を表彰するものです。

ビジネスインテリジェンスグループのチーフノミネーションオフィサーであるマリア・ヒメネス氏は、次のように述べています。 「私たちは、増大するハッカーによる脅威に備え、防御及び対抗するための取り組みの最前線にいる全受賞者及びファイナリストを表彰することを誇りに思います。」

今回の受賞は、CHEQ のカスタマーアクイジションセキュリティによる、世界的な主要ブランドの収益機会の最適化への貢献が評価されたものとなります。

原文:CHEQ Named Technology Pioneer by the World Economic Forum